矢口啓が軸の関東勢
降級の選手がそろう関東勢がV争いをリードしよう。02年後期以来のA級となる矢口啓一郎だが、失格点があってのこと。前期はコンスタントに確定板入りしていたようにタテ脚はまだまだS級で通用していた。しかもここは自力ではなく、中村隆生の番手を回れそう。S級に上がってからも徹底先行を貫き、前期は連対数を大幅に増やしていた中野のパワーはケタ違い。ライン3番手を固めそうな山崎充央も含め、関東勢での上位独占は有望だ。
他では、高田修汰、徳田匠、小谷実と機動型が充実した近畿勢に注目。一方、小笠原昭太、宇佐見優介の北勢は動ける宇佐見が前々で捌いていく手か。小野裕次、柏木伸介の南関勢や佐藤亙もスジの目標が手薄で自分でやるとなれば連対までがいっぱいか。