自在戦冴え渡る山田久
昨年の山田久徳は持ち味の自在戦が冴え渡っていた。1月高松記念、10月松阪記念で優勝、F1戦の3Vと合わせて5Vを達成している。昨年最終戦の12月奈良ではまくって優勝していて、最近の調子も良好なら中心視は順当だ。タッグを組む南修二は素晴らしい伸びを披露している。12月平塚GPシリーズは連勝で優参。山田を差しての逆転は互角。
渡邉一成、佐々木雄一、渡部幸訓とそろった福島勢も好勝負が期待できる。先頭で戦う渡邉は、競輪祭の一次予選2では上がり11秒フラの快速まくりを決めて圧勝している。渡邉が好スパートして先手を奪えば福島勢で上位独占も十分だ。
南関勢も北井佑季、鈴木裕、岡村潤と戦力は整っている。10月京王閣記念、11月富山G3で決勝に乗るなど、全国各地で先行力を猛アピールしている北井がレースを掌握なら、鈴木が首位に躍り出る場面も。昨年の鈴木は3Vを達成している。