堀江省の機動力を評価
降級の選手も気になるが、堀江省吾の機動力を買いたい。22年後期はVこそなかった堀江ながら準Vが4回。国立大出身のインテリレーサーは、予選や準決はともかく決勝となると勝ちを意識した流れを見極めた仕掛けで勝負してくることが多い。ここも考えた仕掛けで優勝を狙ってくる。堀江にはスジで城幸弘がマーク。自力のレースが減っている今井聡まで加勢なら強力な関東ラインができ上がる。
高田修汰、丹波孝佑の機動型に、差し脚健在な原田隆という近畿勢が相手。高田は相変わらず積極果敢なだけに先手を奪ってレースを支配していこう。自分のペースで駆けられれば、マークに回りそうな丹波や原田と決まる可能性が高そう。
点数上位の須藤悟はスジの先行目標が手薄な不利をどう乗り切るか。動くレースが減ってきた佐藤朋也だが、まだタテ脚にも威力がある。この両者が組むようなら侮れない勢力となるがどうか。さらに高橋成英の一発にも警戒。