総合力でまさる山田庸
22年は充実していた山田庸平。ビッグレースでは高松宮記念杯で準V、優勝は7月佐世保記念を含み7Vを達成した。攻め口は多彩で、展開に応じて何でもこなすだけに、連の軸として最も信頼できる。新年初戦をVスタートで決めるとみて中心視した。吉本卓仁はここのところ勝ち星が多い。ここ5場所は8勝を挙げている。山田との連係が叶うようなら前を任せるか。野田源一はいつも通り自分で戦おう。
ここ3場所続けて決勝を外しているのは気になる皿屋豊だが、上位陣に自力型が少ないここは持ち味を発揮できそう。椎木尾拓哉、神田紘輔、三谷将太ら近畿の追い込み型が後ろを固めてくれればラインも強固。主導権を握れば好勝負に持ち込める。
中四国勢は橋本強、柏野智典、筒井敦史ら追い込み型ばかりだ。動向には注目したい。