地元コンビが決める
久田裕也、吉川嘉斗の地元コンビに、福島栄一の四国勢が強力だ。失格が2回あってはさすがにS級に止まれなかった久田だが、12月伊東記念でも一次予選は突破したように機動力は十分通用していて、22年1年間で大いに名前を売った。降級して早々に地元を走れるのは気合が入るし、優勝してファンの期待に応えたい。吉川も差し脚の切れは上々で、競走得点以上の評価が必要。久田の仕掛けが早まれば逆転も。
12月向日町を完全優勝するなど村田瑞季の勢いも目を見張るものがある。先行意欲が旺盛な選手で、久田が相手でも一歩も引くことはないだろう。
竹澤浩司、表大暁の富山コンビも負けていない。竹澤はここ4場所をV2、準V2回と乗りに乗っている。若手同型の同型の動向を見極めて一撃を決めてきそう。
九州勢も追い込み陣は充実しているので鶴良生が奮起なら一発ある。もちろん、競走得点最上位で格上の西岡拓朗の出方にも注意が必要だ。