当所記念で優参の森川大
10月当所記念で決勝に乗る大ヒット前期の競走得点が103点オーバーと格上の森川大輔の存在感が断然光る。落車の影響もあって22年序盤が振るわず14年後期以来の降級となったが、勢いを保ってのA級なら格の違いを見せてスタートから飛ばしていきたい。今は動いていないので、自力を残す山口聖矢の前々戦に乗って差し脚を伸ばしてくるとみたがどうか。山口は11月平塚、大垣を連覇。自力は封印する意向もあったようだが、平塚の初日特選では山内卓を連れての先行策で2着に粘っている。目標がなければ自分でやる準備は出来ている。
失格点があってS級定着は果たせなかった佐伯亮輔ながら、同格戦では逃げてしぶとく粘り込むレースが目立っていて、ここも同型を完封する逃走劇への期待は高い。復調ムードの滝本泰行や差し脚健在な國村洋が援護役なのも頼もしい。さらに中四国で地元の溪飛雄馬まで加勢し強力本線と化すケースも十分だろう。
谷和也、安藤直希を目標に得た高間悠平もV候補の一角を占める。高間は番手の仕事確かなので、谷や安藤も仕掛けやすい。