地元大西祐に期待も混戦
主力の多くが降級の選手なので力関係が読みにくい。地の利も考えて大西祐を本命に推したい。さすがに以前のような強烈なカマシ、まくりで他を圧倒するような走りは期待できないが、S級で勝ち星を挙げる脚は維持していて、当所も9月に走った時は予選を快勝している。A級も甘くないのは身に染みて経験済み。一年最初から緊張感を持って走って勢いに乗っていきたい。自力自在に攻めて結果を出したい。
1年で降級となった村上竜馬だが、大きな着が続いても臆せず攻める姿勢は好感が持てた。まだまだ若いし、一からやり直しとカマシ、まくりでレースを組み立ててこよう。近藤範昌らと中国ラインで決着も。
積極性を買うなら中野雄喜だろう。やはりS級では力及ばずの結果だったものの、先行勝負を貫いて散発的ながら連に絡んでいた。近畿ラインが手薄なので狙いを下げたものの、本来なら本命に推したいパワーを誇る。
降級の選手の力が抜けていないだけに、竹澤浩司が率いる中部勢や、原井博斗、利根正明と九州の目標に事欠かない城戸崎隆史にもチャンスがありそう。中でも竹澤は11月富山、12月奈良を連覇するなど近況抜群。好機にスパートしてスピードに乗ってしまえば別線を沈黙させる事は十分だろう。