原田亮の先行力を重視
1年でA級に逆戻りとなった原田亮太だが、S級でも徹底先行のスタイルを崩さず、レースに慣れるに従って白星を増やしていった実力は高く評価していい。降級初戦のここからド迫力の走りで他を圧倒し、波に乗っていこう。南関は援軍が手薄。ラインの先導役として水森湧太がいるが、関東勢の誰かが原田亮の後位を固めるケースは考えておきたい。22年前期のA級では自力自在戦で戦っていた原田泰志や山口貴弘は原田亮との連係が叶えばチャンスなだけに注目したい。
松岡孝高や当所得意な利根正明、地元の名川豊、八尋翔平らの九州勢も意地を見せたい。誘導員早期追い抜きのペナルティーで3カ月半を棒に振り、復帰後もパッとしない松岡はA級から巻き返していきたい。自力自在に攻めて東勢のペースを乱したい。
波があるのが難点だが、ツボにはまった時の機動力はまだまだS級中堅レベルの小川祐司も怖い存在だ。松岡と同様にA級でしっかり立て直して再びS級に挑みたいところで、ここで結果を出してスタートダッシュを決めたい。
12月松山MNでVなど復調気配の高木翔の一発にも警戒。