曽我圭の奮起に期待だ
機動型が手薄なシリーズで、曽我圭佑には絶好のV機が到来か。降級の22年後期は優勝が2回あったもののいずれも決勝は番手戦だったように、以前に比べて力で圧倒する場面は少なくなくなった曽我だが、脚を戻すべく最近は意識的に自力を多用している。新年初戦の1月平塚もホーム手前からの巻き返し策で準決を3着。ギリギリで決勝にも乗ってまずまずの一年スタート。ここは一丸尚伍、萱島大介の大分勢と連係か別でやるかは流動的だが、レースの流れに乗っていって結果を出し、波に乗っていきたい。
滝本泰行、立花成泰の岡山勢からも狙える。一時期は競走得点も87点台まで落とすくらい低迷していた滝本だったが復活した。9月小倉の準Vから気配が一変し、11月玉野をV、12月当所、別府MNを連続準V。先行しても粘れるようになっており信頼して良さそう。安定感抜群の立花も、今の滝本の番手ならVに近く力が入る。落車で欠場が続く藤原浩は復帰なら岡山勢との連係で活路を見い出す。
自力自在に何でもできる松田大はラインがしっかりすれば先行も視野に入れた走りだろう。思い切った仕掛けがツボにハマれば2年半ぶりの優勝も狙えそう。上位で戦う近畿の機動型は見当たらないので高間悠平は中部勢との連係が有力では。動きの良さから突き抜けには注意したい。