貫録を示すか浅井康
22年はGレースでの優勝こそなかった浅井康太だが、後期の競走得点は115点台の格上選手だ。豊かなスピードにものを言わせてF1戦では3Vを飾っている。ここは橋本優己を目標に勝機を見い出す。両者は11月四日市記念の二次予選で連係していて、まくった橋本を浅井が差してワンツーを決めている。橋本にとって当所はS級初Vを達成したゲンのいいバンク。11月富山では2V目をゲットするなど最近の動きも良く、中部ラインの先頭で強気に攻める。
隅田洋介は欠場の場所が多く、調子の判断は難しいが底力は上位。寬仁親王牌、競輪祭ではいずれも一次予選、最終日に2着に入っている。好位置占めると怖い。
攻め口多彩な山田久徳の単にも魅力を感じる。12月向日町での動きはやや重かったが、22年はG3で2Vを達成している実力者だ。小森貴大との連係が叶えば展開の利を得られる可能性もある。
伊藤颯馬、井上昌己、小岩大介とそろった九州勢も軽視できない。