スピード際立つ岩本俊
競輪祭で準決に進出、12月松戸記念で優勝を飾るなど、G戦線で存在感を示している岩本俊介。さすがにF1戦の成績は安定していて、5場所続けて確定板を外していない。1月久留米の初日特選では、北津留翼の逃げをまくりで仕留めている。自慢のスピードを遺憾なく発揮して優勝をものにしよう。タッグを組む松坂洋平は1月宇都宮の準決で落車し、最終日を欠場した。体調に問題がなければ南関ワンツーは有力だ。
今年はSS班を維持できなかった宿口陽一。ビッグレースでは落車も目立ち、らしい競走は少なかった印象だ。それでも10月京王閣記念で優勝していて意地を見せた。好位確保して自力を出せれば勝ち負けに持ち込める。磯田旭が続き関東ラインを形成する。
最近は力強い走りを披露している山崎芳仁の単にも食指が動く。12月西武園、1月平を連覇すると、同月和歌山記念は1➍着とオール連対で決勝にコマを進めている。好スパートを決めれば首位に躍り出る場面も十分だろう。