実力者がそろって大激戦
各地区に主力が分散し、激しいV争いが予想される。S級での戦績も考慮して本命には尾形鉄馬を推す。降級初戦の1月伊東MNは格の違いを示して早速完全V。立ち回り、差し脚の切れのみならず、初日特選でゴール後落車がありながら問題にしなかったあたりにも底力を感じた。今回はさらに強敵がそろっているが、同じく今年初戦の1月小倉MNで完全優勝と好スタートを切った邊見光輝を目標に抜け出しを決めよう。
東矢圭吾、立部楓真とA級トップクラスの機動型がそろった九州勢からも狙える。両者で組むにせよ、別でやるにせよ2人とも有力なV候補となる。東矢は切れのあるまくりを主武器に特班してすでに3V。立部の勢いも凄い。11月小倉MNから8場所で3V、準V3回で確定板を外したのは僅かに2回というパーフェクトぶりだ。その先行力は半端ではなく、ラインがしっかりすれば別線完封劇が見られそう。
12月小倉MNから1カ月以上実戦を離れている渋谷海が完調で出走なら藤岡隆治にもチャンスがありそう。降級初戦の1月高松を❷着と、S級でもコンスタントに連対してきた実力はダテではない。
欠場をはさみながら11月取手、1月松戸MNを連続Vの桑名僚也も2班に上がってきた1年前とは見違えるほどたくましくなった。まくりの精度を増しており、若手機動型対決にも一歩も引かないだろう。