四国勢に期待も混戦
傑出者不在の混戦で、上位は誰が勝っても不思議ない。ラインの総合力で小川祐司、福島栄一、近藤誠二とそろった四国勢から。降級して続けて決勝を外すなど今期の小川は乱調気味だが、今回のメンバーなら最終的に主導権は十分。そうなれば後位を固める香川コンビには絶好のV機到来となろう。特に福島は1月和歌山を着で勝ち上がるなど差し脚が切れている。
決勝を外す場所が続いていた引地正人だが、直近4場所はオール優参していて調子は上向き。S級でも活躍していた自力型だけに本調子を取り戻せば怖いものはない。大崎和也とのタッグで北日本ワンツーを狙う。
九州勢の上位陣は先行型が不在で、好永晃、名川豊らはどう出るか。両者ともにまくりの機動力があるが、地元の名川が前で戦うか。好位確保してのまくりに持ち込めれば九州コンビで連独占も。
まだ決勝進出は多くない深瀬泰我だが、上位の機動型が少ない今シリーズは決勝に乗ってきそうで、花田将司のVも望めそう。花田も自力を出せるが、深瀬との連係が叶うようなら前を任せるか。やはり優参は散発的ながら11月名古屋は準V、12月松山はVをゲットしていて勝負強い。