中山拓にV機が到来
オールチャレンジのモーニング7。121期勢から中山拓人を本命に推したい。9月大垣MNで2度目のVを奪ってから優勝こそないものの、強烈ダッシュを生かしたカマシ、まくりだけでなくレースの幅を広げようとしている中でのことだし、もちろん決勝は外していない。順調さを考えればここは絶好の勝機だ。相川巧は降班初戦の1月広島では優参ならずだったが、エンジンが掛かってくれば怖い選手なのは以前のチャレンジでの走りが証明している。ここは中山に食い下がって波に乗っていきたい。
本来なら中山とも互角以上の評価も可能な中野光太郎と高橋優斗だが、戦歴最上位の中野は8連勝して特班にリーチだった11月武雄の決勝で落車してから長欠中。地元の高橋も12月向日町で落車して以後は実戦に姿を見せていない。それでも中四国には近藤雄太、野上竜太の岡山コンビがいるし、九州には神開一輝がいる。神開はチャレンジに逆戻りと言っても、1・2班戦でも健闘していただけに今期初戦の1月広島は決勝3着とまとめている。一方の岡山勢は近藤はまだ成長途上といった感じだが、野上はチャレンジを走っていていい選手ではない。デビュー当初の姿には程遠い現状を打破する一撃は見られるか。
1・2班戦でも優参があった浅沼聖士は今期初戦の1月伊東MNを1❸着とさすがに実力上位。久保将史との連係から連食い込みはあっていい。
いずれも比佐宝の番手を回っての結果ながら三浦綾が12月前橋MN、1月平塚をVと驚異の快進撃。ここは本来の自力戦となろうが、それでも侮れない勢いを感じる。