遠藤勝が激戦に断!!
各地区に主力が分散。展開に左右されやすい短走路での戦いでもあり、どこからでも狙えそう。それでも本線は、遠藤勝弥が率いる南関勢とみるのが順当だろう。遠藤は大ガマシを決めて圧勝した1月伊東決勝の走りが秀逸。その後はそこまでのレースは見せられていないものの、同県の中井達郎、地元の太刀川一成、奥原亨と援軍が強力なここは優位にレースを運べそう。南関ラインで決着といくか。
鈴木謙太郎、牛山貴広の茨城コンビも狙えそう。鈴木謙は降級してVはまだないが、1月伊東MNでは着で決勝に進出と徐々にエンジンが掛かってきた。前期まで約15年間S級を張り、過去には記念優勝の実績を持つ実力者が本領を発揮ならあっさりのケースも考えられる。もちろん、牛山の差し目も互角。
鈴木涼介も降級してVこそないものの、レース内容は申し分ない。1月別府MNの決勝では新鋭・梅崎隆の逃げを後方から豪快にまくり、マークの土屋壮とワンツーしている。援軍が少なくノーマークになるようだと好機にスパートしての一発はあってもいい。
中野雄喜、小谷実の京都コンビも忘れてはなるまい。中野は降級初戦の1月松山でV。決勝は番手戦で恵まれたが、先行意欲も高い選手なので、過去に好走歴のある当所で軽視は禁物だろう。