当所連覇を目指す長谷川飛
チャレンジ・ガールズのモーニング7。全てかみ合ってきて無敵の快進撃が続く小林優香に、ナショナルチームの梅川風子、復活目指す児玉碧衣がぶつかるガールズ戦は目が離せないが、チャレンジ戦もなかなかの激戦ムード。近況を考えれば、長谷川飛向が本命には最も相応しいか。デビュー後は安定した成績を残しながら優勝だけは遠かった長谷川。1月当所で待望の初優勝を3連勝で果たすと、続く2月奈良MNも完全V。特班を目指した同月立川は1➍着に終わったが、さしたる運動歴もなかった選手がここまで力を付けてきた。3日間逃げ切った1月開催と同様に、今回も積極策で別線勢を沈黙させるか。
上り調子の勢いでは長谷川が上回るが、富武大の総合力を上と見てもいい。当所は初と言ってもホームは同じ短走路の防府でハンデにならない。同じく過去には特班に王手を懸けた実績もあって通算V4。2月小倉MNでは上野恭哉の逃げをまくりで仕留めて約4カ月ぶりのVを収めて乗ってきた。グングン掛かっていく自力攻撃でVを目指す。
新鋭・河崎正晴に、上野恭哉、神開一輝の福岡119期コンビと九州勢も戦力に不足はない。チャレンジ落ちに奮起した上野、神開は自力主体の走りでさすがの好走を続けている。自分らでやっても今回のメンバーなら有力なV候補だが、先行意欲旺盛な河崎を盛り立ててラインを形成するようだと、ここを本線とみてもいい。昨年末に4連覇した勢いが河崎に戻れば、他は付け入るスキがないだろう。