清水裕の独壇場だ
清水裕友の独壇場だ。4年間守ってきたS班の座を明け渡したので、ウィナーズカップも走れず、3月松山記念の後は5月のダービーまでF1戦のあっせんが続く。ここが今年初のF1戦となるだけに注目されるが、全日本選抜でも豪快なまくりを決めて最終日には郡司浩を着外に沈めるなど力強さを取り戻した今なら不安要素は全くない。清水の後位は勝ち上がりに成功なら三宅達也や久保田泰弘が譲らないが、四国勢となる可能性の方が高いか。度重なる落車の影響が残る小倉竜二は清水マークの場合、とにかく最後まできっちり付け切るの最優先課題。全日本選抜の二次予選では清水にマークも伸びを欠いてハコ3している。ここは後続の北村信明や橋本強に逆転を許すわけにはいかない。また、四国勢では1月平の準Vが光る地元の掛水泰範二も注目。
吉本卓仁、田中誠の福岡コンビがどこまで抵抗を見せられるか。1着が増えて、F1戦では優参続きと吉本は着実に調子を戻してきている。佐藤幸治が決勝に乗ってきて前回りを買って出てくれればレースを作れそう。また、自分でやった場合も仕掛け早くないが、立ち遅れることなく踏み出していけば田中が精いっぱいの援護で盛り立てる。
村田雅一はあっせんが止まった1月を練習期間に充てられたので、ここも状態の不安はなさそう。メンバー的に厳しい戦いとはなるが、中井俊亮との連係が叶えば手の打ちようがありそう。