パワー優る吉田有が中心
吉田有希のパワーを重視。3月取手を最後にVからは見放されている吉田だが、それはグレード戦への出走が増えているためでもあり、ウィナーズカップでも着と持ち前の機動力を存分に発揮。最終日は山口拳-浅井康に先手を奪われたものの、豪快にまくり返して勝ってシリーズを締めくくった。同県の芦澤辰弘に、長島大介、神山拓弥の栃木コンビの加勢も見込めて援軍も豊富。別線を出させず押し切ってしまおう。
皿屋豊の抵抗が見もの。優勝は21年1月の当所しかないが、Vを争う機動力は健在。2月奈良記念では1➍着と優参し、その後もF1戦で初日特選を連勝するなど近況も申し分ない。落車で本調子を欠くも仕事ぶりは確かな坂口晃輔の援護は頼もしく、吉田にも真っ向勝負を挑もう。
今年はF1戦を2V、準V1回、グレード戦でも1月和歌山記念を優参している山崎芳仁も有力なV候補だ。ウィナーズカップの一次予選では吉田と即席ラインを組んで勝っているが、ここはもちろん別線。吉田と皿屋でやり合うかけん制し合って緩む場面があればまくりが炸裂しそう。伏見俊昭に、竹内智彦、永澤剛と後続も強力。ライン決着といくか。