好脚がそろって激戦ムード
オールチャレンジのモーニングセブン。70点オーバーの選手が多く、なかなかの好メンバーがそろったが、個の力で比佐宝太を本命視。上に上がってからの競走を見据えて主導権を握ってからのペース配分など試行錯誤しているところはあるが、決勝で勝ち切れない課題は脱して2月前橋MN、松戸を連覇と順調に結果を出している。森本桂太郎、中野光太郎の四国勢や選手の層が厚い九州勢らを相手に、東ラインのけん引役として真っ向勝負。先行基本の一気攻撃で押し切りを目指す。
前記の森本、中野からも狙える。森本は年が変わるや、1月小松島MN、松山を連続完全優勝し、2月西武園に特班を懸けて出走した実績がある。この時は後に特班した安倍大に完敗だったが、その後の3月高知MNでは松本秀の特班を阻止する逃げ切りV。強い内容だっただけに、中野らと組んでラインがしっかりしたら本線にも推せる勢力と化す。その中野も昨年に特班リーチを懸けて走ったことがある。その時の落車の影響もあってはやや不安定な近況ながら、2月別府で優勝もしているのでやはりV候補からは外せない。
そろった九州勢は、河崎正晴、米村光星の熊本コンビと吉田勇気で別競走か。やはり怖いのは熊本勢で、河崎が年末に4連覇したときの勢いを取り戻せば敵を圧倒できる。河崎は積極タイプだし、米村も番手回りなら12月名古屋MNと同様にVチャンスとなるかも。