山田敦が地元で貫録示す
前期まで長らくS級上位で活躍し、昨年12月広島記念では決勝進出もしている山田敦也。17年ぶりのA級降級にやや手こずって今期はここまで優勝はないものの準V、決勝3着1回ずつと実力を発揮している。地元戦となれば気合も倍増で金澤竜二、上遠野拓馬と上位で通用する機動型を目標に混戦を断ち今期初Vを狙う。
3月松山❶着は確かなコース取りと鋭い決め脚でVを勝ち取った大洞翔平は近況かなり安定した成績を残しており、ここでもV候補の一角を担ってくる。疋田力也や中近連係で中川繁樹からスピードを貰い上位進出してくることは間違いないだろう。
デビューから先行基本で脚を付け決勝戦でも勝ち負けできる機動力を磨いた塚本瑠羽にタテ脚兼備で2ケタの差しの決まり手をもつ川崎健次の神奈川コンビは展開次第ではVも狙えるし、115期の在校ナンバー1・山本修平は師匠の山崎充央と同時参戦なだけに山崎を連れいつも以上の積極策に出るとかなり怖い存在と化す。