泉慶が決め脚を発揮
前期のS級では11月富山G3での優出をはじめ好成績を収め、今期は105点の競走得点を持ち降級したきたのは泉慶輔。そのS級で通用した脚力そのままに今期は3V含めかなりの好成績でまとめている。北日本は、機動力ある同期の高橋幸司や、近況まくり好調な高谷雅彦、番手の仕事しっかりこなす丸山貴秀と層も厚い。泉は仮に目標不在であったとしても確かな位置取りと決め脚を発揮してV候補の筆頭に名乗りをあげる。
S級経験豊富な森川大輔も10月松山G3で優出した実力者。121期の若手・小西晴己や地脚を生かした先行策が魅力な井田晶之との連係になれば、自力兼備の確かな差し脚でV奪取も十分だろう。
長らくS級で活躍した矢口啓一郎は21年ぶりのA級戦で悪戦苦闘しているが、地元戦になるだけに気合を入れ直す。上川直紀のダッシュ戦に乗り抜け出しに期待したい。
山本健也も決め脚の鋭さは負けず劣らずで今期2V実績がある。積極策で売り出す齋藤雄行を好操縦なら一気にV候補に躍り出る。