鈴木謙が地元戦連続Vだ
地元の鈴木謙太郎が主役の座を譲らない。07年後期以来のA級降級となった鈴木だが、記念覇者で、G1でも決勝に乗っているレーサーだけにさすがに格が違った。若手相手に長い距離を踏んで勝負するパワーはもうなくても、狙いすましたまくりが要所で決まっていて直近の5月立川では関東連係を崩されるも、後方からまくり追い込んで今期3V目をゲットしている。当所では2月にも優勝しているし、今回も人気にしっかり応える。高橋昇平、星野辰也が続いて関東で上位独占といくか。
遠藤勝弥、栗本尚宗と強力機動型がそろう南関勢が怖い。カマシ、まくりに威力がある遠藤は仕掛けのタイミングがハマれば圧勝のケースまでありそう。
降級後はV2、準V4回と軽快な動きが光る田中勇二の出方にも注目したい。荒澤貴史や良永浩一も競走得点通りで動けているので連候補からは外せない。