在所1位の荒川達
今年7月に本デビューを予定している123期、124期によるルーキーシリーズ2023。主役となるのは荒川達郎だろう。高校から自転車競技を始め全国大会でも上位入賞を果たす実力。大学進学後は更に力を付けインカレのケイリンで準Vするまでに成長。入所後もその能力の高さから記録会ではゴールデンキャップを獲得し在所成績は鋭いまくりと立ち回りの上手さで堂々の1位。卒業記念レースでも優勝を果たした。
篠田幸希が逆転を狙う。学生時代に中距離種目やロードで活躍した地脚にスピードも付き、競走訓練では荒川を上回る勝利数をマーク。在所成績トップを最後まで争った健脚だ。
記録会すべてでA評価を獲得の松﨑広太や、適性ながら卒業記念では決勝戦に進出し、後方から一気のまくりであわや押し切ったかと思われた浮島知稀も注目となる。
在所成績は振るわなかったが卒業記念2日目に敗者戦ながら連勝飾った岡部伶音のまくりの破壊力は宇都宮の長走路では魅力だ。また在所時は着よりも先行を貫いた半田誠は、高校時代ケイリン種目で全国優勝の実績があるだけに勝ちにこだわる競走となれば上位陣を脅かす力を持っている。
124期も在所ナンバーワンツースリーフォーの竹野百香、松井優佳、五味田奈穂、宇野紅音がそろい踏み。さらに積極性で竹野らに劣らない熊谷芽緯まで参戦し、目が離せない争いを繰り広げる。