格上の鈴木謙を信頼
鈴木謙太郎が格上の存在感を発揮しよう。今期はデビュー直後の07年後期以来のA級陥落となった鈴木だが、2月取手、3月四日市でVなどさすがに機動力は上位。立川の長い直線を考えれば、持ち味の快速が最も生きるまくり基本の組み立てで決着を付けてくる。地元の長井妙樹が鈴木に続く。3月平の準決では目標不在の中で直線一気の強襲を決めて勝つなど差し脚好調なだけに逆転は十分。
金野俊秋も自力攻撃の破壊力では鈴木に引けを取らない。昨年後期に3V、今年も鈴木に並ぶ2Vを挙げていて、掛かってしまうと後続が離れるほどの迫力がある。仕掛けがハマれば圧勝のケースも。
米嶋恵介が上昇ムードにあり、番手が有力な溪飛雄馬にもチャンスがありそう。小柄な米嶋はパワーより器用さで勝負してくるタイプだが、カマシの威力も強烈。差し脚安定している渓は、米嶋の主導権なら勝機は逃さない。