荒川達が連続Vを決める
デビュー戦となったルーキーシリーズ初戦の宇都宮は21着と決勝戦は松崎広とのもがき合いとなったこともあり僅か1勝に終わった荒川達郎。しかし、宇都宮から中1日で追加参戦となった2戦目四日市では11着で連日疲れを全く感じさせない強い競走で見事に完全優勝をモノにし、在所1位の高いポテンシャルを示した。ここでも優勝候補の筆頭になることは間違いなく、前2戦同様しっかり自力を発揮して連続優勝を果たそう。在所時には未勝利ながら宇都宮では2勝を挙げた熊崎麻人は荒川の番手から差し切って初勝利を手にしており、再度の連係で上位進出を目指す。
松田昂己も在所順位は決して高くなかったが、宇都宮の予選はしっかり自力を出し、決勝戦でも外併走の厳しい展開から自らまくっての優勝で今回も目が離せない。また適性出身で19歳と若く今後の成長が楽しみな山田駿斗も地元バンクでの飛躍が期待される。
124期は宇都宮V、四日市準Vでここまで6走すべてで自力での連対をみせる竹野百香と、宇都宮で11着で卒記チャンプである松井優佳、四日市で11着の神戸暖稀羽の3人が成績だけでなくこれまでのレース内容からもリードする。ここに在所3位で地元の五味田奈穂が宇都宮3日目の勝利をきっかけにどこまで食い込めるかが見ものである。