機動力で上回る堀航
今期すでに5度の優勝ある堀航輝は他を圧倒する機動力を持っている。アマチュア時代にはチームスプリントや1kmタイムトライアルで全国優勝の実績があり、ナショナルチームにも在籍したポテンシャルはやはりレベルが違う。来期の昇班も決まっているだけに、上位でも通用する仕掛けを意識して積極的に動こう。結果も付いてくるはずだ。
堀と同期対決となる矢部駿人は高校、大学で中距離種目で鍛えた地脚を武器に養成所時代からデビュー後も先行にこだわり2月小倉で初優勝を完全Vで決めた。すんなり先行に持ち込むと強靭な粘り脚を発揮しており、堀の反撃も合わせ切ってしまうか。
4月福井でデビュー6年目にして初優勝を手にした浜田翔平はその後も好調を維持していて連続で決勝進出が続いている。堀と矢部の同期対決がモツれるようならば出番があるかも。