差し脚鋭い村上博
積極性の高い若手が多く集まった開催で、しかも短走路の当地なだけに展開は目まぐるしく変わることが予想される。その中でも今期1月に2Vと良いスタートを切った村上博幸の差し脚が中心となる。昨年1月の落車の影響が長引いたことで日本選手権競輪への出場には至らなかったものの、ウィナーズカップ初日の先手ライン3番手に切り替えての直線強襲で1着は圧巻だった。ここでは唯一の競走得点110点以上で中井太祐、南潤と目標にも恵まれそうなだけにV候補の筆頭に名乗りを上げる。
青野将大も今年に入りさらに機動力に磨きが掛かっている。後手を踏むとかなり厳しくなる当地では青野の前々に攻める姿勢と位置取りの上手さは生きてくるだろう。
山田雄大、山田諒は近況まくりでの1着が増え、上位を脅かす存在になっているだけに軽視はできない。