充実の山本奨が中心
今期は2Vを含め出場した開催ではほぼ優参と安定感を見せているのは山本奨だ。前期は追い込みが主体であったが今期に入り自力の決まり手が多くなっている。特に3月小倉初日は立部楓に一度は出切られそうになるも立て直しての逃げ切りで度肝を抜いたし、2回のVはどちらもまくりを決めたものでありA級上位で通用する機動力を戻してきた。ここは山崎泰己、藤原悠斗の援護を得て何でもの自在戦でVをものにしよう。
前期のS級では12月小倉で決勝3着もある今野大輔は今期1度Vはあるものの落車、失格が続き流れに乗り切れていない印象がある。来期S級復帰が決まっているだけに地元戦で奮起し積極策が光る横内裕人との連係から流れを変えていきたい。
鶴良生は自力だけでなく番手戦も器用にこなすようになったことで今期Vと準Vが2回ずつと頭角を現してきた。今の勢いなら軽視は絶対に禁物だろう。