埼玉コンビで断然!!
山口多聞、土屋壮登の埼玉コンビがV争いをリードする。121期の精鋭・山口はすでに1・2班戦で3度の完全V。組み立てにはまだ課題が残るが、ダッシュ、スピードはケタ違いで欠点を補ってあまりある。自力でも本命に推せる土屋ながら、山口と呼吸を合わせていけるかだけがこのシリーズのテーマとなりそう。降級の今期は2V、準V1回と格上の差し脚を誇る泉慶輔は東日本の連係で、この埼玉勢を追走からゴール前での突っ込みを目指すか。
中四国勢は橋本凌汰の奮起が待たれる。橋本もまだまだ粗削りだが、積極策がツボにハマれば他を脅かす。その橋本次第では、タテ脚も秘め、今期V2の田中勇二や堅実な蓮井祐輝にもやりようがありそう。
着実に力を付けてきて優参回数を増やしている谷口力也、自力兼備の上吹越俊一、高比良豪らの九州勢も虎視眈々と一発を狙う。