ガールズWトーナメントがメイン
ガールズWトーナメントがメインのミッドナイト開催。Aの主役は児玉碧衣だ。パールカップでは3日間圧巻の仕掛けで強さをみせつけて、ガールズ初のG1を完全優勝で制覇。落車からの完全復活をアピールし、グランプリ出場を確定させた。現在18連勝中と波に乗っており、ここでは更に連勝を伸ばしたい。児玉の独壇場となりそうであるが、相手となるのはパールカップに出場した野本怜菜と岡本二菜の2人だ。野本は1月の連続優勝以降Vからは遠ざかっているが、大舞台での経験を生かし更なる成長をみせる。岡本は1月久留米で児玉に先着しての優勝があり、軽視は出来ない。また地元の畠山ひすいはバック回数2ケタの積極性が魅力。直前の6月前橋では予選連勝で勝ち上がり、勢いに乗っている。地元の走り慣れた走路での逃走劇は上位陣を脅かすことも十分だ。
Bには奥井迪が出場する。パールカップでは737着で予選敗退となったが、ここでは同格不在で優勝候補の筆頭。北海道出身ということもあり、当地は好走歴が多い。持ち味の徹底先行でしっかりと優勝を決めたい。高橋梨香は11月から優出を外していない抜群の安定感を誇る。今期は4度の準V実績があり、いつ優勝をつかみ取ってもおかしくない。2月小倉でデビュー初優勝を手にした藤原春陽は、優出時の3連対率の高さはかなり魅力。ナショナルチーム中距離種目で活躍する内野艶和は、直前はアジア選手権に参戦。海外遠征後ではあるが、勝負強さがウリで上位進出を図りたい。