安定感高い富武が主役
直近4カ月の競走得点トップは富武大だ。第121期生在所成績は第8位の好素材。昨年の後期は3Vを達成すると、今期も4月奈良では3V目を飾っていて、安定した成績を残している。6月久留米記念で行われるレインボーカップ・チャレンジファイナルへの出場も決めている。展開に応じて先行とまくりを使い分けて優勝をものにしよう。
上昇度なら長谷川飛向が一番だ。第121期生在所成績は第57位で下位に甘んじたが、先行基本の競走で着実に力を付けてきた。昨年の後期は優勝には手が届かなかったものの、今期は4月末までに5Vと躍進している。勝率も昨年後期の42%から66%に跳ね上がり、富と同じくレインボーカップ・チャレンジファイナルに出場する。タイミングよく仕掛けて主導権を握れば押し切りも十分だろう。
両者に割って入れば松下綾馬か。長谷川飛と同様に在所成績は第61位と下位クラスだっだか、恵まれた身体を活かした先行で徐々に成績を上げてきた。まだ初Vは達成していないものの、直近4カ月の競走得点は77・30まで上昇。機動力を遺憾なく発揮できれば好勝負に持ち込める。