大激戦も勢い乗る徳田匠を指名
上位には競走得点90点以上の選手が多く集まってハイレベルな争いが見込まれるが、徳田匠に期待する。5月小田原1❶着でA級初優勝を成し遂げ、現在は4場所連続での優出が続いている。持ち味の地脚を生かすべく先行にこだわってきたことで、徐々に頭角を現してきた。徳田を中心とした近畿勢は中野雄喜や、4月向日町でVある堀僚介と上位で奮闘する自力型が多くそろっている。ここは結束してラインでの上位独占を目指そう。中部の目標が不在となりそうな吉村和之は近畿ラインに乗って、当地の長い直線で差し脚発揮を狙う。
5月平塚で今期初優勝を勝ち取った小林則之と鈴木良太の静岡コンビ。決勝戦でも大きな着を取らない須藤悟と花田将司の千葉コンビと南関勢は実力者がそろい、総合力で応戦してくる。
手薄な北日本勢ではあるが、高谷雅彦、渡辺正光の両者にも注目だ。高谷は近況目標不在時には自ら前で先行、まくりで奮戦。5月前橋では2周半から突っ張って連日2着に逃げ粘り強さが光った。7月からは6年ぶりのS級復帰も果たす。ここでも間隙を突く一発には軽視ができない。