差し脚好調な横山尚
追い込みに戦法チェンジをした横山尚則は、ウィナーズカップでは節間3度の連対をみせ4年ぶりの特別の舞台でも存在感を見せつけた。さらにダービーでも一次予選、二次予選と連日の確定板入りで好調をキープ。茨栃連係でまくり強烈な坂井洋や、地元の久木原洋、中田健太、山田雄大と関東勢がそろっているだけに当地の長い直線で好調な差し脚を発揮してくるとみて本命に抜擢。
関東勢に対抗してくるのは大森慶一、飯野祐太、佐藤一伸の北日本勢になるか。大森は5月函館記念で準決勝の壁に泣いたが連勝で勝ち上がり地元記念を大いに盛り上げた。福島勢との連係から浮上があるか。
パワーあふれる走りの野口裕史や、年齢を感じさせない差し脚をもつ志智俊夫も間隙を突いて上位進出は十分ある。