永井哉と堀航の力比べ
堀航輝、永井哉多の121期の2人の力が抜けており、一騎打ちのシリーズだ。本命には勢い重視で永井を推す。デビュー当初は決勝を外す場所が続いた永井だが、その後の成長ぶりには目を見張るものがある。3月向日町で初優勝を3連勝で飾ると、その後も4月奈良、名古屋で完全V。勢いがあるだけに、ここもタイミングを逃さず主導権を狙って出て、快速ぶりを発揮する。自力兼備のタテ脚が魅力の大越啓介が永井に食い下がろう。
対する堀は養成所で先行回数トップを誇った選手で、デビューしてからの実績では永井を大きく上回る。最近はゴール前で粘り切れずに優勝を獲れていないが、通算5Vで、1月には特班にもリーチを懸けている。同期には先手を譲らない競走で、あっさり永井を止めてしまうか。
もう一人の121期の田代匠はまだまだ安定感に欠ける。優勝経験も無く、永井、堀に比べると迫力に欠ける。ただ、新人らしく先行基本の組み立てで5月小倉では連勝で勝ち上がる健闘を見せているので、連に食い込みも。
降格して準Vが3回ある志佐明も組み立て次第で浮上がありそう。総力戦で挑みそうな川本琢也も侮れない。