小嶋敬がパワーで圧倒
28年ぶりのA級でも奮闘をみせているのは小嶋敬二。降級初戦となった1月名古屋着は3日間機動力を発揮しての優勝と好スタートを切り、続く1月豊橋でも準V、3月小田原では今開催参戦の溝口葵の番手を生かし抜け出しての優勝を手にしている。近況は決勝での大敗や準決勝敗退が多いが、年齢を感じさせない剛脚も披露して勝ち上がり主役に躍り出る。溝口葵との再度タッグで小田原Vの再現となるか。地元の太田剛司も中部でまとまって好連係を決め上位進出を目指す。
今期2V、準V2回ある佐藤朋也は来期S級復帰を決めており、来期に向けて弾みを付けたい。安定して決勝進出を続ける小橋明紀との東北コンビは侮れない存在だ。
優勝こそないが決勝でもしっかり着をまとめる坂本将太郎は水森湧太や片桐善也の若手機動型の奮闘に乗り上位進出も十分ある。