浮島知がスピードで圧倒
適性出身ながら宇都宮11着で3日間の連対で準優勝の成績を残し、卒業記念でも荒川達に惜敗の準Vであった浮島知稀の機動力が中心となる。記録会では2度のA評価で地脚脚質ながらもスピードはトップクラス。このスピード地脚から放つまくりは強烈で、宇都宮2日目には雨走路でも13秒9の驚異的な上がりタイムを記録した。将来有望なだけにここでしっかり勝ち切って7月の本格デビューを迎えたい。
四日市では11着で連勝で勝ち上がった出口謙一郎は卒記でも決勝進出しており実践向きといえるだろう。ここでもまくり中心の機動力で浮島との好勝負に持ち込む。また地元の竹澤雅也、内山慧大も四日市で好走しこの地元戦を迎える。力が拮抗しているだけにしっかりチャンスをモノにしたい。
宇都宮、四日市と大崩れはしなかったものの、続けて決勝を外した黒瀬浩太郎も在所ナンバーツーの意地に懸けて、このままで終れない。この一戦に向けてしっかり準備し鋭いタテ攻撃を決めて留飲を下げるか。
124期では卒記チャンプの松井優佳が登場。デビュー戦の宇都宮11着は在所1位の竹野の先まくりに屈したが、予選は連勝で勝負強さ発揮しておりここではきっちり優勝を勝ち取る。
東美月はショートトラックスピードスケート出身の適性組で、四日市32着は決勝戦で竹野の主導権をゴール前しっかり捕えた。競走を重ねることで松井との好勝負となりそうである。