山本奨が奮闘をみせる
今期高いレベルで状態をキープしている山本奨がV戦線をリードする。今期は3度の優勝を始め、安定して決勝戦に進出している。しかも今期に入ってからはこれまで以上にラインの先頭での連対が多い。まくりが主ではあるが展開次第では先行も辞さずの構えで先行回数も増えてきている。時には位置取りにもしっかりこだわる何でも出来るレーススタイルでここでもV候補の筆頭となる。広島市営開催で気合が入る前反祐一郎は山本に喰らいつき上位進出を目指す。
121期の在所ナンバーワンの塩崎隼秀は特別昇班後3場所連続で決勝進出を続けていたが、直近は準決勝が壁となっている。地元地区の開催でこの壁を突破し勢いに乗っていきたいところ。塩崎次第ではタテ脚兼備の藤岡隆治の浮上も十分。
遠征勢では来期S級復帰を決めている阿部架惟都が3月静岡、4月取手と連続Vをつかんでいる。ここに来て存在感を示しているだけに侮れない存在だ。