近況充実の立部楓
競走得点90点超が12名とハイレベルな戦いが繰り広げられるが、勢いに乗る立部楓真がシリーズを席巻する。4月小倉の決勝戦では谷口力、鶴良の2段駆けを中団まくりで粉砕し優勝を手にすると、続く5月佐世保でも連続Vを完全優勝で決めた。5月佐世保では着という成績ながらも決勝戦は番手を回った東矢圭の特別昇級をアシストする突っ張り先行を披露した。17場所連続で優出中と安定感も抜群で、V候補の最右翼となるだろう。今期2Vでしっかりチャンスをモノにしている坂本晃輝は佐賀連係から好勝負に持ち込む。また移籍後も好成績続く工藤文彦も九州ラインを固めて直線勝負に懸ける。
成長著しい近藤翔馬と蒋野翔太と2枚の先行型を擁する中四国勢も遜色ない。蓮井祐輝がラインを固めて、中四国結束で西岡拓朗まで加勢なら更に脅威となる。
九州と中四国がやり合うようなら東日本勢にチャンスが向くことも。来期初のS級昇級となる高橋泰裕は今期はVもあり波に乗っているし、2月四日市でVある城幸弘の一発にも食指が動く。