成長著しい原大が中心

原大智
2班ながら原大智は2月和歌山でA級での初優勝を果たすと今期すでに3度の優勝と急上昇中だ。平昌オリンピックのモーグル銅メダリストから競輪に転向した原は昨年より競輪に専念。そのポテンシャルを生かし切れる環境が整ってここまで力を付けてきた。栗林巧を引き連れ、勢いそのままに優勝を勝ち取る。
昇級してから優勝こそないものの米嶋恵介もパワーをレースで出し切れるようになった。近況準Vと決勝3着1回ずつ、初日特選での1着を続けている。きっかけさえあればいつでも優勝を手にできるだろう。
桑名僚也は復帰戦となった5月西武園❸着でしっかり3日間確定板に乗る安定感を披露。何でも出来る自在戦で貪欲に勝ちに徹する。桑名とは埼京同士の渡辺航平や、差し脚光る須藤直道の関東のマーク陣も直線長い当地なら見逃せない。自慢の差し脚でチャンスを探る。
ラインの競走にこだわる田村大の先行力もかなりのレベル。加倉正義、是永幸寛とともに浮上は十分ある。