松田昂が地元Vに闘志
第123期生が3名あっせんされているが、在所成績上位者は不在。地元の松田昂己が優勝候補の筆頭とみた。在所成績は第57位ながら、先行回数が多かったし、記録会ではA評価を獲得している。ルーキーシリーズでは5月宇都宮でまくって優勝、本格デビュー戦の7月函館MNは連勝で優参していて、成績順位以上の脚力があることを示した。持ち味である積極的な競走で地元Vを睨む。
松本京太も在所時は先行回数が多かった。逃げ切りはなかったものの、まくりと追い込みで8勝をあげていて、在所成績は第30位。記録会では2回A評価を獲得しており、ポテンシャルは高い。ルーキーシリーズで優参はなかったものの、5月松戸では325着、初日と最終日は先行している。好スパートを決めれば押し切り望める。
在所成績は123期最年長の坪内恒が最上位で第28位。記録会ではA評価を獲得していて、卒業記念レースでは準決にコマを進めている。ルーキーシリーズでは5月宇都宮は大きな数字を並べたものの、同月松戸は優参成らずも132着と気を吐いた。本格デビュー戦の7月伊東1着も準決こそ同期の執拗なけん制で持味を発揮できなかったが、残りの2走のレース内容を見てもかなりやってくれそう。ラグビーで鍛えた身体能力はやはり高く、仕掛けがツボにはまれば単も。