機動力上位の牧田悠が主役
ルーキーシリーズ最終戦の福井で決勝3着の実績があり、本格デビュー戦7月富山1着で好スタートを切った牧田悠生が今シリーズの主役。養成所では5度目の受験でやっとの合格を勝ち取った苦労人。在所順位は40位と振るわなかったが、第2回記録会でA評価を獲得しており、高い潜在能力を秘めている。本格デビュー初戦の富山決勝ではスピードの違いを見せつけて、同期対決を制して完全Vを決めた。ここでも力の違いを見せつけたい。
その牧田に対抗意識を燃やすのは、地元で慶應義塾大学卒のインテリレーサーである山口直樹だ。ルーキーシリーズでは目立った活躍は出来なかったが、本デビュー初戦の7月函館では3日間最終バックを取る積極策を披露。地元での逃走劇で牧田に肉薄する。
同じく123期の鈴木康平はデビュー戦の富山はなんとか2日目にまくりで1勝をゲット。脚力不足は否めないが、展開次第では上位進出も。
7月武雄で123期のルーキーを次々と破り、連勝で決勝戦に進んだ友永龍介の一発には警戒したい。