航続距離が長い常次勇
本命には常次勇人を推した。今年は準決でまったく連を外しておらず11勝、2着3回。もちろん決勝でも結果を出していて、3V、準V5回。恵まれた身体を活かした先行は航続距離が長く、末脚は強じん。木村直隆が常次に食い下がる。1月立川記念、4月小田原記念ではいずれも一次予選で勝ち星をゲットしていて、差し脚は鋭い。4月静岡で落車した後は成績が良くないが、A級戦なら底力を発揮しよう。
第2勢力は中部勢だ。下岡将也は前期のS級戦では、5月末までに7勝をあげている。仕掛けがツボにはまったときの自力攻撃には破壊力があり、同格戦では時おり一発があった。
大洞翔平は位置取り、差し脚ともにしっかりしていて、3月松山MN、5月大垣で優勝。中部地区の先行型が豊富な今シリーズは、好展開が巡ってくる可能性は大いにありそう。