混戦模様も纐纈洸が軸
6月取手で特別昇級にあと一歩のところで敗れたものの今年既に5度のVある纐纈洸翔が中心だ。今期初戦の7月名古屋では初日特選に大敗を喫したが、その後は連勝で地元Vを飾っている。ここは同県で前期S級の山口智弘、地元の上田裕和、松崎貴久、鷲見逸喜と競走得点90点超の中部勢の追込み陣がそろっており、好サポートが期待出来る。勝率7割超の抜群のタテ攻撃で纐纈の首位は最有力だ。
四国勢は日野博幸、二條祐也の前期S級の両者と若手の室井蓮太朗が中心。室井は3月に特別昇班を果たすと、予選は必ず突破。5月高知MNではまくってのVもある。自力でもV候補の一角を占める日野は、徳島コンビと連係することとなれば一層優勝に近付く可能性もあって動向から目が離せない。
前期のS級戦では2月奈良記念で優出の実績をもつ栗山俊介も一撃も十分。降級初戦となった7月高松では着。決勝進出は逃したが2勝をマーク。初日特選では突っ張り先行で押し切って力の違いを見せつけていた。
天野純平は7月武雄1着で地元戦を完全優勝で飾った。決勝戦で連係した梅崎隆介との再度のタッグで連続Vも十分だ。