混戦も伊原克が抜け出す
前期まで3期連続でS級1班を張った伊原克彦が今シリーズの主役。失格点により降級となったが、予選で勝利を挙げるほどの力量。自力でも十分に戦えるが、地元の中野雄喜を目標にできれば勝利を盤石なものにできるだろう。また伊原同様にS級降級組の西岡正一は18年ぶりのA級戦を迎える。長らく特別の舞台でも活躍をしており、今年も4勝を挙げる差し脚を発揮していた。近畿でしっかり結束を高めて優勝をモノにするかも。
近畿勢に対抗するのは、若手121期の真鍋智寛。前期は2Vながらも出場した開催は必ず連対しての決勝進出。決勝戦も確定板を外したのは1度のみとA級では圧倒的な力の持ち主だ。降級組を相手にどこまで戦えるかがカギになる。その真鍋には前期初のS級戦を経験した山本拳也が続く。しっかり真鍋をサポートして四国コンビでワンツーを狙う。
中部の司令塔となるのは後藤彰仁。高橋成英、石田拓真のバック回数2ケタもつ2枚の機動型を上手く操縦して上位独占を図る。