稲毛知がデビュー初Vを狙う
養成所時代は在所65位ながらも競走訓練では先行に徹して脚を付けていたゴールデンキャッパーの稲毛知也が中心。卒業記念レースでは予選で2勝を挙げて、ルーキーシリーズでも注目されていたが、確定板入りは最終戦福井での初日の2着の1度のみ。しかしその1走はゴール前差されはしたが、ホームガマシで粘り込み強さが光った。まだ潜在能力をすべて生かし切れていないものの、本格デビュー初戦は走り慣れた地元走路。地の利を生かして初優勝をモノにしよう。
ルーキーシリーズで2戦とも決勝戦にコマを進めたのは青木瑞樹。大学時代にはタンデムスプリントや団体追い抜きで優勝あり、記録会では2度のA評価と素質も十分。本格デビュー戦を先に迎え、今回は2戦目となるだけに上積みを見込めそうで優勝を手にしたい。
橋本宇宙も本デビュー2戦目で青木とは再度対決となる。在所58位ながらもルーキーシリーズで4勝を挙げており、即戦力となることは間違いない。
ルーキーシリーズで目立った成績を残せなかった丸林駿太、宮道良輔は、本格デビューでアピールといきたい。
123期同士で激しくやり合うと前期A級でバック回数2ケタの積極策が光っていた泉谷元樹、村瀬大和の中部コンビの出番も十分だ。