常次勇、伊藤成の地元タッグ
近畿勢がかなり強力で実力者が大挙して集まった。その中でも常次勇人、伊藤成紀の地元コンビに注目したい。常次は前期3V、準Vも5回ある抜群の先行力を誇る。ただ、地元戦では連勝で勝ち上がるも過去2回優勝出来ていないだけに3度目にして地元Vを飾りたい。S級経験も長かった伊藤も前期は1度優勝を手にしており、決勝進出は多い。両者の地元ワンツーに期待したい。
張野幸聖、布居寛幸の和歌山コンビも出番は十分ありそうで、張野は決勝戦での確定板入りが多く安定した成績を残している。前期S級の布居も張野を好サポートし、抜け出しを図る。
前期まではS級で100点を超える競走得点を誇っていた筒井裕哉は自らもタテ攻撃発揮の場面も。中井護は今期初戦の7月大垣着で3日間確定板入りの好発進を切っており、好調な勢いそのままに今節でも活躍十分だ。
そろいにそろった近畿勢を崩すなら長年S級トップクラスで活躍した合志正臣とバック回数20回を超える積極型の山本浩成の九州コンビ。山本が果敢に逃走劇に出れば侮れない存在となり得る。