混戦模様も富弥が中心
降級組も参戦し、実力伯仲で混戦が見込まれる今シリーズ。前期までの1年間S級を張った富弥昭が中心となってくるだろう。近況は4月玉野、同月奈良で敗者戦ながら勝利をつかんでおり、51歳となった今もタテ脚は健在。ここは米嶋恵介と中国連係から抜け出しを図りたい。その米嶋は5月松戸での落車で状態面に不安が残る。しかし落車前の5月玉野では着で準Vを含め、前期は優勝こそなかったものの、V争いに絡むまでに力を付けている。
この中国コンビに迫るのも、前期S級の山崎光展か。ここでは好調な田中大我に任せて、しっかり展開をモノにしたい。近況の田中は連勝での決勝進出多く、安定感を増した。5月和歌山での落車の影響がなくなれば、カマシ、まくりの威力は強烈。一気に相手を仕留めて久しぶりの優勝を手にしたい。
樫山恭柄、是永幸寛の福岡コンビは、勝部貴博、島村匠、高橋優斗といった若手機動型の勝ち上がり次第でV争いに名乗りを上げる。
高橋成英、佐藤亙、篠原忍の愛知トリオも結束して上位に食い込みをみせよう。