瀬戸晋が格の違いを見せつける
上位の先行型が手薄で波乱含みのシリーズ。前期のS級戦では2度の決勝進出を果たし、競走得点99点を誇る瀬戸晋作が中心となるか。前期は番手戦が増えたことでS級でも成績が安定していた印象だが、6月佐世保初日にはまくりでの連対もあり、タテ脚も兼ね備える。ここは九州の目標不在でもタテ攻撃でV奪取を狙いたい。瀬戸には高木竜司が続いてワンツー決着を目指す。
前期S級の野村典嗣、越智展孝の愛媛両者もタテ脚兼備で、昇班初戦の7月弥彦で1着スタートを切った森本桂太郎が勝ち上がれば上位進出も狙える。この愛媛勢に地元の近藤誠二も続こう。
点数上位者で1番の積極型は村上竜馬。近況は精彩を欠いている印象も、櫻井太士、守谷陽介の岡山勢を連れて、思い切った仕掛けに出るとチャンスも十分だ。
7月松戸着で準Vと好スタートを切った田中孝彦は、前期2Vの実力者。単騎でもまくり含みの自在戦で上位を脅かす。
菅谷隆司もA級戦なら自力含みで果敢に攻める。神山尚との前期S級の関東コンビで台頭もありそう。