在所4位の佐藤壮が優勢
ルーキーシリーズでは初戦の5月四日市こそ優出を逃したが、同月松戸、6月福井では決勝に進出し確定板入りを果たした佐藤壮志。在所4位で自力での勝ち星も多く注目度は高かったが、しっかりその期待に応えた。まだ19歳と若く伸びしろも十分なだけに、本格デビュー初戦でも持ち前の機動力を発揮し優勝を手にしたい。
地元の峯口司は在所26位ながらも5月松戸11着で予選連勝で勝ち上がりを決め、決勝戦でも準V。佐藤に先着を果たしている。ルーキーシリーズ6走中5走で3着以内にまとめたポテンシャルを考えても、ここでは優勝候補の一角となるだろう。
佐藤は松山学院高校の後輩にあたる火島裕輝は、在所順位は61位と下位ながらも5月四日市は予選2走とも2着にまとめた。高校時代インターハイのケイリン種目2位の実績持ち、本デビューで気配を一変させることも十分か。
第3回記録会でA評価獲得した龍野琳太郎や、ロード出身ながら在所10位と競走訓練ではしっかり着をまとめていた成海大聖もルーキーシリーズの悔しさをここでぶつける。
S級でも活躍した會田正一は今期からチャレンジ戦。前期はA級で7勝挙げており、位置取り成功なら出番もある。