勢いある地元の松井宏
高松宮記念杯で決勝進出、サマーナイトフェスティバルでは決勝戦3着とG戦線での活躍がめざましい松井宏佑が今シリーズの中心だ。G戦線だけでなくF1戦でも近況は3場所連続で優勝中。好メンバーそろったが、その中でも松井の機動力がリードする。同県の松谷秀幸、佐々木龍を連れ、果敢に積極策に出てラインで上位独占を図る。南関東には近況まくり冴える根田空史も居り、強力な布陣で迎え撃つ。
この南関勢に迫るのは成田和也、高橋晋也の福島コンビだ。成田は6月久留米記念で10年ぶりとなるG3制覇を達成。高松宮記念杯では決勝戦に進めなかったものの青龍賞では2着に入っており、差し脚は未だに健在だ。
高松宮記念杯で優出を果たした山田庸平は総力戦から台頭を狙う。西で阿竹智史、高原仁志の徳島コンビと連係ならこの西日本勢も魅力的だ。
坂口晃輔は落車が続いたことで今年は波に乗れていなかったが、7月静岡着で3日間の確定板入りを決めており、ここでも軽視はできない。